インプラント治療は医療費控除の対象になる
インプラント治療は自費診療ですので、保険が効かない高額な治療費が必要となります。1本につきいくらという費用以外にも診察代や施術代などを含めると数十万かかるのが一般的です。歯科によって金額が異なりますので見積もりしてもらい、その金額に納得して支払う必要があります。インプラント治療は高額治療のため医療費控除の対象となりますが適用になるのは、自分や家族など同一家計の人が一年間に支払った医療費が10万円以上になった場合です。確定申告の際に所得金額から控除されますので、治療費が返って来るというわけではなく所得税が減るということなのです。
還付金はどれくらい戻ってくる?
還付金は手続きをしないと戻ってきません。申請には領収書が必要ですので、忘れずに保管しておいて確定申告をします。還付金がいくらになるのかは、所得とかかった医療費によって異なります。まず医療費控除となる額ですが、一年間に支払った医療費から保険金などで受け取った額を差し引き、さらに10万円あるいは所得が200万円以下の人は所得額の5%を引きます。そしてこの医療費控除に自分の所得税の税率をかけたものが還付金額です。つまり所得が300万円の人が50万円をインプラントに払っていたとすると、40万円×10%の4万円が還付金額となるのです。
ローンや分割払いも対象になる?
インプラント治療は高額の支払ですので、ローンや分割払いに対応している歯科もたくさんあります。歯科治療専門のローンがありますので、治療を受けたあとは支払いを気にすることなく分割払いで返済をしていきます。安定した収入があって18歳以上あるいは20歳以上の人なら契約をすることができますが、会社に支払う分割手数料が掛かります。
ローンは契約が成立した時点で医療費控除の対象となりますので、その年の確定申告が必要です。手元に領収書がない場合には、歯科ローンの契約書の写しなどが必要になります。契約額が控除対象となり、金利部分については対象とはなりません。
インプラントとは?
チタンは長年の基礎的、臨床的研究からインプラントの材料として最適であり、また顎の骨としっかり結合することが確認されています。
安全で美しいインプラント治療で歯の寿命をまっとうさせましょう。