歯ブラシの衛生管理について

コップに入れていませんか

毎日使う歯ブラシは洗面台のコップに家族全員の分を入れているというご家庭は多いのではないでしょうか。
1度使ったブラシの毛先はきれいなように見えても、顕微鏡で拡大すると1億以上もの菌がいることが分かっています。
同じコップに入れていて、家族の毛先が増えてしまうとそこから菌はうつってしまいます。
ですから、毛先が触れないようにコップを使うのではなく保管するための場所を確保することが大切です。
専用のケースなどもありますし、最近は1本ずつ自立するタイプも販売されています。
持ち手の色を変えるなど、家族が自分のものを分かりやすくするのもいいでしょう。

保管場所で衛生管理

歯ブラシの保管場所というのは意外と気にしないものです。ただ、濡れているのは菌が繁殖しやすくなってしまいます。
ですので、ユニットバスの中に置いていたり、トイレや台所という湿度の高い場所は避けましょう。
洗面台に置いている方も多いですが、蛇口などの水が触れる場所から遠ざけることで菌の増殖を抑えることが可能です。
使い終わった歯ブラシは流水できちんと流してから、水けを切ってから保管します。
空気の流れがある風通しのある場所に置くのが理想です。
間取などの関係で、湿度の高い場所に置かなければいけないような場合は、こまめな掃除で衛生管理しましょう。

歯ブラシを交換するタイミング

今使っている歯ブラシはいつ交換したものでしょうか。毛先が広がるまでは同じものを使い続けるという人や、こまめに交換するのはもったいないと感じている人もいるようです。
しかし、同じものを長期間使っているとそれだけ菌が繁殖してしまいます。
交換の目安は1カ月に1度ですので、毎月1日になったら新しいものを出すという習慣をつけるのがおすすめです。
忘れなければいいので、月末でも誕生日と同じ日にしても問題ありません。
家族みんなの分を同じタイミングで交換することで、全員の分を衛生的な状態に保つことができます。
お子さんがいる家庭はカレンダーなどにシールを貼ってもいいでしょう。

予防定期検診

虫歯や歯周病を防ぐには予防しかありません。定期検診(3~6カ月)に行かれての予防が大切です。

予防定期検診

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