唾液検査とは?

唾液検査って何?

唾液検査は歯科医において、歯や歯茎の健康を確かめるために活用されているものです。その名の示すとおり、唾液を採取して試験を行い、潜在的なリスクを洗い出すことが可能となっています。生涯に亘って歯の健康に気をつけたい方や、妊婦さんの他に虫歯になりやすい人の原因を探す時などに、役立つことが多いです。
極めて短時間で終わりますし、痛みや苦痛も伴わないのがメリットとなります。このために子供でも受けやすい検査と言えるでしょう。費用面でも2,000円程度から用意されているケースが多く、割と気軽に受けることができます。多くの歯科医で導入が進んでいるので、気になった方はお近くで探してみましょう。

どんなことを検査できるの?

唾液を採取するだけですが、かなり色々なことを検査することができるようになっています。この辺りは歯科医の設備などが影響してきますが、代表的なものを見ていきましょう。
まず虫歯リスクについては代表的な検査項目となります。虫歯菌の量を測定することで、う蝕のリスクを評価していくのです。酸蝕歯についても、唾液の酸性度を測ることでリスクを算出します。
他にはアンモニアを調べて口臭レベルを測定したり、タンパク質などから歯茎の健康を確かめることも可能です。他には虫歯予防に役立つラクトバチラス菌の数を調べたりすることもできます。この辺りは歯科医によって検査項目が変わってくるので、前もって確認しておきましょう。

唾液検査の方法と流れ

唾液検査の方法には幾つかの種類があります。まず洗口検査と呼ばれる方法で、専用の液体を口に含み、しばらく口を濯いでから、その液を採取して試験にかけると言うものです。他には特殊なガムを噛んでから、唾液を直接採取する方法もあります。こちらは唾液の分泌量まで計測できるのが特徴です。検査キットで舌の上を直接なぞって、菌を採取することもできます。
試験が終わった後は、すぐに結果はでない項目もあるため、結果報告は後日になることが一般的でしょう。ラクトバチルス菌などは、少々時間をかけて培養する必要があるためです。結果はデータシートにまとめられたりするのですが、こちらも歯科医によって方法が異なるので、前もって調べておくことにしましょう。

予防定期検診

虫歯や歯周病を防ぐには予防しかありません。定期検診(3~6カ月)に行かれての予防が大切です。

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