デンタルフロスの選び方

デンタルフロスは素材で選ぼう

デンタルフロスは、歯の隙間にある汚れを天然繊維や合成繊維の糸を使ってかき出します。素材によって使い心地が異なるので、自分にあった物を選びましょう。では素材に何があるのかということですが、天然繊維であれば絹糸が使われます。自然な物にこだわる人に最適ですが、合成繊維に比べると価格が高く商品の種類も少ないです。そして合成繊維は、ナイロン・ポリエステル・ポリエチレンが使われます。汚れを取る効果はナイロンが高いですが、丈夫なので磨くときに痛みを感じることがあります。ポリエステルは、汚れを取る効果がナイロンより落ちますが、柔らかく快適に使えます。最後のポリエチレンはポリエステルより丈夫で汚れをかき出しやすいですが、引っ張って切れることがあります。

デンタルフロスの形状で選ぶ

デンタルフロスの選び方では、形状も選ぶポイントになります。形状で言えば、容器からデンタルフロスを引っ張り出し自分で長さを調整して使うロールタイプと、持ち手がついているホルダータイプがあります。ロールタイプは、すべての歯の隙間に対応できますが、指でデンタルフロスを持たなければいけないので扱いが難しいです。ホルダータイプは、歯ブラシと同じような感覚で使えますから扱いやすいですが、磨く部位によっては形状が合わないので異なる種類を使い分けなければいけません。費用に注目すると、持ち手がある分だけホルダータイプのほうが価格が高い傾向があります。まだ選び方がわからないときには、ロールタイプとホルダータイプの両方を試してみましょう。

デンタルフロスにワックスがついているかどうか

デンタルフロスには、ワックスがついているタイプとついていないタイプがあります。ワックスがついていれば狭い歯の隙間に繊維を滑り込ませることができますし、磨いているときに繊維がほつれるのを防げます。しかし、隙間に詰まった汚れをかき出すときに、特徴である滑りやすさが逆効果になり汚れが残ることがあります。しっかりと汚れを落としたいならばワックスがついていないタイプを選んだほうが良いでしょう。なお、歯並びや歯の形状によっては、磨いている最中に繊維が切れてしまうことがあります。そういう場合は、ワックスがついているタイプを選んだほうが最後までしっかりと磨けるでしょう。もし、選び方がわからないときには、歯科医院で歯の状態を検査してもらい意見を聞くのも一つのやり方です。

予防定期検診

虫歯や歯周病を防ぐには予防しかありません。定期検診(3~6カ月)に行かれての予防が大切です。

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