歯肉ホワイトニングとは

歯茎は黒ずむ

歯茎はピンク色というイメージがありますが、喫煙などの生活習慣や歯周病、差し歯の金属などの影響で黒ずむことがあります。
その黒ずみを放置していれば、口を開けると黒く変色した歯茎が目立つようになります。
かといって歯茎が見えないように口を閉ざしてしまうと、言葉が不明瞭になり言いたいことが伝えられません。
口を開けば見た目が気になり、口を閉ざせば話ができないというジレンマで悩めば、家族や友人との会話も楽しめなくなってしまうかもしれません。

歯肉ホワイトニングで健康な色になる

歯茎が黒ずんでいるとき、原因が歯周病であれば治療をすれば改善できます。また差し歯ならば付着した金属を取り除き、差し歯の素材を変えることで改善が可能です。
それ以外の原因で歯茎に色素沈着をしているならば、歯肉ホワイトニングで対処できます。
歯肉ホワイトニングは、黒ずみの原因であるメラニン色素を除去することで色を変えるというものです。
その施術法には、薬剤を塗る方法と、レーザーを照射する方法があります。薬剤を使う方法だと痛みがでますが少ない回数で効果が出ます。
レーザーを使う方法は痛みが少ないですが、複数回施術しなければ効果が出ません。

歯肉ホワイトニングで注意するべきこと

歯肉ホワイトニングは、薬剤あるいはレーザーを使ってメラニン色素を取り除きます。
特に薬剤の場合には、その過程で強い刺激が加わるので痛みを感じる可能性があります。
その痛みが、施術後も続くようであれば痛み止めを処方してもらわなければいけません。
また、色素沈着をした歯茎の表面を剥がす形になるので、薄い膜のようなものができます。
その膜は自然に取れるのですが、無理やり剥がしてしまうと新しい歯茎の表面ができていない状態で露出することになり刺激を受けやすくなります。
激しい痛みやかゆみに悩まされることになるので、手を触れないよう気を付ける必要があります。