スマイルラインとは
スマイルラインとは、口角をあげて笑ったときに見える、上の前歯の先端を結んだ線のことです。
口もとでもっとも人目につく部分であり、顔全体の印象に大きく関わります。
表情筋のトレーニング
スマイルラインを整えるためには、表情筋のトレーニングが欠かせません。左右のバランスが整っていることがきれいな笑顔には重要ですが、左右のどちらかの表情筋が上がりきっていないと笑顔がぎこちなくなってしまいます。トレーニング方法は、笑顔を作ったら左右どちらかの口角を引き上げ、それと同じ方の目をウインクするようにしっかりと閉じます。これを5秒間キープしたら、反対側も同様に行います。マスクを着けていれば、電車やバスなどの通勤時間にも周囲に気付かれることなくトレーニングできることが魅力です。毎日繰り返し行うことが大切なので、自分のタイミングで行うようにしましょう。
割りばしを使ったトレーニングも効果的
きれいなスマイルラインに整えるために、「割りばし」を使用する方法も効果的です。その方法は、割りばしの中心部付近を口に咥えて、口角が咥えた割りばしの真上にくるように力を入れて引き上げます。その状態を保ったまま割りばしをそっと引き抜くと、その唇の形が理想的なスマイルラインとなります。どうしても口角を上げられない場合は、手で口角の両側を持ち上げて30秒ほどキープする練習がおすすめです。なかなか最初からきれいに上げるのは難しいですが、すてきなスマイルラインを整えるために、毎日こつこつ繰り返す努力を惜しまないことが大切です。
口角を上げて上の歯を見せる
きれいなスマイルラインに見せるためには、歯が見えていることも重要なポイントです。下の歯が隠れた状態で上の歯を覗かせ、斜め45度のラインまで口角を上げると自然ときれいなスマイルラインになります。更に、上の歯を覗かせた際に上あごの歯ぐきがどれくらい見えているかも大切です。歯ぐきが見えすぎないように、上唇のラインと歯ぐきのラインが一致していて見えるか見えないかの1~2ミリ程度が理想的と言われています。また、軽く微笑んだときに軽く唇が空いた状態で上の歯が2~4ミリ程度見えているのも理想的です。笑顔が素敵と言われるように、これらを実践してスマイルラインを整えるようにしましょう。
審美歯科でスマイルラインを整える
スマイルラインにおいて歯並びや噛み合わせは見た目に大きく影響します。
トレーニングだけでは治せない部分は歯科医で治すことも一つの方法です。
前歯の位置(正中線、左右対称)、適切な歯の長さ(形態)、歯肉レベル(連続性)、機能的なかみ合わせ等を整えることできれいなスマイルラインを作る事ができます。
自分に合った方法で美しいスマイルラインを手に入れましょう。
当院での審美歯科治療について
当院では患者さまの要望と照らし合わせ、より高い審美を追及するためにホワイトニング、審美歯周外科を併用しています。