「夏になると歯がズキンと痛んだり、しみたりすることが増えた」と感じている方はいませんか。
暑い日が続いて冷たい物を食べたり飲んだりする機会が増えますよね。
冷たい物を口に入れた時に歯がズキンと痛んだり、しみたりする場合は
「知覚過敏」の可能性が高いです。
知覚過敏とは
知覚過敏とは、冷たい物を食べたり、風が歯にあたったときなどに歯に刺激が伝わり沁みるという症状です。
原因としては歯の象牙質の露出にあります。
象牙質は歯の表面にあるエナメル質が傷ついたり溶けたりすることで、露出します。
歯ぎしりや間違った歯磨きでエナメル質を傷つけてしまったり、
酸性の強い物を食べるとエナメル質が溶けてしまいます。
また加齢などにより、歯茎が下がることによって歯の根にある象牙質の部分がむき出しになることもあります。
露出した象牙質に、食べた物が触れることにより痛みを感じます。
特に虫歯や歯の神経の炎症などがないのに歯が沁みると感じた人は、知覚過敏の可能性が高いと言えます。
知覚過敏の対処方法
知覚過敏は歯科医院で対処できますので
定期的に歯科健診を受けて予防や早期に対処するようにしましょう。
お家でのケアは歯磨きのときは強く磨きすぎないように歯ブラシの硬さや、磨き方を見直してみましょう。
予防定期検診
虫歯や歯周病を防ぐには予防しかありません。定期検診(3~6カ月)に行かれての予防が大切です。