銀歯と金属アレルギーの関係

銀歯を入れて、金属アレルギーが出る場合もあります。

歯科では、最近は白い詰め物、白い歯が使われることが多くなりましたが、銀歯を使っている歯科もあります。
奥歯は、見えにくい部分なので、銀歯を入れるところも多いです。白い歯に比べて、費用も安くすみます。
銀は、白いセラミックの歯に比べると、丈夫なので、固い物を噛む奥歯にも向いています。
虫歯治療をして、詰め物をする時は、銀歯を入れる時には、歯科医から、金属アレルギーがないか確認されるでしょう。
金属アレルギーがある人は、体内や口の中に、金属を入れることで、体が反応をして、拒否反応を起こします。
口の中に湿疹ができたり、痛みがでたり、身体に影響を及ぼすことがあるので、自分が金属アレルギーでないことを確認してから、銀歯を入れることが大切です。

口の中に金が溶けてしまう可能性も

保険が適用されている金属を使うことで、口の中に金が溶けてしまう可能性もあります。
金属イオンが身体のたんぱく質と結びつくことで、身体に何らかの異常を感じることもあります。
何十年の前に、虫歯治療をして、金属を入れてもらい、自分が金属アレルギーだと知らずに入れている人もいます。
溶け出してきた金属が身体に溜まり、身体に変化をもたらす場合もあります。歯周病や、口内炎など口の中にトラブルがある場合も、口の中にある金属が、イオンに変わり、症状が出ることもあります。
口内炎や、舌に炎症が起きたり、味覚障害が起きます。虫歯を治療して、長い間金属が入っている人は、症状に気がつかないことも多く、何が原因かわからない人もいます。虫歯を治療する時には、詰め物をする場合、金属を使うことの注意点を医師からよく聞くことが大切です。最近は、金属より、白いセラミックの詰め物が多くなりましたが、虫歯の治療では、体質のことについても医師に知ってもらうことが大切です。
数十年経過してから、金属が溶けだして何らかの異常が起きることもあるので、金属を使う場合は、よく説明を受けることも大切です。