お知らせ

正しい歯みがきのやり方~連載③

2017/04/10

高円寺駅前徒歩3分の歯科医院、カクデンタルクリニックです。

「毎日磨いているのに、むし歯になってしまう・・・」
そんな方のお力に少しでもなれたらと思い、
歯の磨き方について連載記事でご紹介しています。

 

今回のテーマは
『子供と大人のむし歯になるところの違い』
についてお話します。

 

お口年齢にあった磨き方をして、
大人になってもむし歯になりにくい生活を手に入れましょう!

 

 

<子供と大人のむし歯になるところの違い>

年齢別にむし歯のなりやすい所を下の表にまとめました。

子供の歯(乳歯)は大人の歯(永久歯)に比べて柔らかく、むし歯になると進行しやすいです。
お子様1人では細かいところまで磨くのは不可能ですから、
保護者の方の仕上げ磨きが必須です。
また、フッ素を歯医者さんで定期的に塗ることも大切です。
フッ素を歯に取り込むことで歯が強固になり、むし歯で穴が開きづらくなります。

 

6歳ころになると6才臼歯が生えてきます。
溝が深く、歯ブラシの毛先が届きづらいので虫歯の好発部位になります。
これからずっと使う歯なので、大切に磨いてください。
また、生えたばかりの永久歯は幼若エナメル質といい、成人に比べて歯の表面のエナメル質が硬くなりきっていない状態です。
その時期にフッ素を取り込むことでエナメル質の強化ができるので、生え始めたら歯医者さんへ行きましょう。

 

大人になると歯ぐきが下がり、歯の根っこが見えてきます。
根はエナメル質がなく、象牙質という柔らかい歯質がむき出しになり、むし歯で穴が開きやすくなります。
加齢により唾液の量が減ってくることも大人むし歯の原因です。
唾液は歯を守ってくれる大事な役割もあります。
また、大人で注意することは、むし歯になっても痛みを感じにくいということです。
加齢とともに神経は細くなっていくので、大きいむし歯でも痛みを感じない事もあります。
歯科医院でのケアとむし歯チェックが大切です。

 

 

~最後に~
歯みがきについての連載記事を読んでいただき、ありがとうございます。
ご自宅でのセルフケアのお役に立てたら嬉しいです。

セルフケアだけではケアが難しい所もあるので、
歯医者さんにお気軽に来てください♪
大切な歯のお手入れで、美しさや健康を保つサポートをいたします♪

無料相談はこちら