歯の根が原因になっている場合
差し歯を入れたときには問題がなかったとしても、それから何年も経てば状況が変わってくることもあります。
差し歯を入れた部分が痛み出した場合、何が原因かを突き止めなければ治療をしていくことが出来ません。
原因の一つとして多いのが歯の根が原因になっている場合です。
歯の根が割れてしまうことによって痛みを伴うことがありますが、他に表れやすい症状としては、歯茎が腫れる、差し歯がぐらぐらするなどがあります。
その場合の治療法としては、割れている部分を接着剤でつけるようにしたり、矯正によって引き上げる方法などがありますが、その状態によって治療方法が異なります。
治療方法は事前に説明を受けるようにし、ベストな方法で進めてもらわなくてはなりません。
痛みがあるというのにそのまま何もしないというわけにはいきませんので、まずは差し歯を入れた歯医者に行ってみてもらうようにし、しっかりと説明を受けるようにしましょう。
歯周病が原因になっている場合
痛みが出る原因には、歯の根が原因になっている場合だけではなく歯周病が原因になっていることがあります。
歯周病が原因の場合、歯の根の時と同様に痛みや腫れが出たり、歯茎が腫れることがありますので、自分では正確に判断することは難しいでしょう。
以前も同じような症状が出たことがあるからといっても、同じことが原因になっているとは限りませんので、きちんと見てもらって診断を受けなくてはなりません。
歯周病が原因になっているのであれば、インプラントを使用するなど噛み合わせを全体的に改善していかなくてはなりませんので、大掛かりなものになることがあります。
インプラントを入れるとなればかなりの費用が必要になりますので、どこの歯医者でお願いするかによって、費用に差が出てきます。
一つの歯医者では不安なのであれば、セカンドオピニオンの意見もきくなどして、納得のいく治療を進めていかなくてはならないでしょう。
歯周病(歯槽膿漏)の治療
歯周病を予防する事が全身の生活習慣病を予防することにつながります。
3か月~6か月に一度は歯科医を受診し、生活習慣も含め口腔内のケアを受けるようにしてください。