ブリッジと入れ歯の違いとは

ブリッジと入れ歯の違いですが、まず前者のほうは抜けた歯がまだ1本から2本程度でその前後に健全な歯がある場合に用います。その歯を利用して橋を渡すようにダミーの歯を作って噛むことができるようにします。
後者は、主に抜けた歯の前後に支えとなる適当な歯がない場合に用いられます。この場合、取り外し式の部分入れ歯を作り歯茎の上に直接置いて前後の歯にバネで固定して噛むようにする方法がとられますが歯根がない場合に、その根に代わって人工的な根を埋め込む治療法もあります。その場合、人工の歯根を骨の中に埋め込んだ上で、その上に歯を形成する治療法がとられ、これをインプラントと呼びます。

ブリッジと入れ歯のメリット・デメリット

ブリッジを選択するメリットは、特別な要望がある場合以外は保険が適用できることで治療費用が安く済むことや、割とスピーディに形成できることが挙げられます。デメリットは、この治療法では抜いた歯の前後の歯を支えにしてかぶせて固定するという方法であるために前後の歯を削っておく必要を生じます。
部分的に入れ歯を入れるメリットは、ブリッジと同じような値段で治療を行うことが可能です。リスクに関してですが、こちらは噛むときに違和感があるため人によっては気になる人もいます。
インプラントのほうは、違和感がなく食べ物をかむことができますが治療費が高額になりがちです。また、糖尿病患者の場合はこの治療法は選択できません。

どちらが優れているのかについて

それぞれの治療法にはどれも一長一短がありますので、どの治療法が優れているのかについては一概にはいえないことを覚えておくようにしましょう。ですので、自分のライフスタイルや歯の健康状態によって最善の治療法を歯科医師と話し合いながら選択するのが一般的といえるでしょう。ただ、どの治療法もしっかりと行うことができれば満足のいく結果になりやすいでしょう。
必要なのは、治療法をどれにするのかというよりも治療を行ってくれる歯科医院の精度が高いかどうかがいえます。そのため、歯科クリニック選びを事前にしっかりと選定するようにすることが満足のいく結果を生み出すコツといえます。