キシリトールのお菓子は虫歯になるのか
虫歯の原因になるミュータンス菌は砂糖を好み、砂糖を餌にして酸を作ります。そして時間をかけて歯を溶かしていくのです。しかし、ミュータンス菌はキシリトールを食べても酸を作り出すことがないため、虫歯になりにくいと言われています。その上、ミュータンス菌が砂糖を餌にして住みつくプラークも作られません。更にキシリトールを食べると甘さで唾液の量が増え、溶けてしまった歯を元に戻すようになります。それを再石灰化と呼んでいます。つまり再石灰化効果のある唾液が増えることは、虫歯になりにくくなることに繋がるのです。だから歯の健康を考える上で安心なお菓子だと言えます。
お菓子を選ぶポイント
１つ目はキシリトール50％以上の製品であることです。多くのスーパーで販売されている市販製品ガムは、30％から70％程度配合されています。しかし、効果を期待するなら出来るだけ高い配合率の製品を選ぶことが重要です。２つ目は糖分が含まれていないことです。最近は「ノンシュガー」や「無糖」、「シュガーレス」などの製品が多く販売されています。これらの糖類は0.5％未満であり虫歯になる可能性は低いと言えますが、最も良いのは「糖類0g」の製品です。つまり、お菓子を選ぶ際は裏面の表示を確認し、成分や配合率を確認する必要があります。これらを確認することは、自分自身やお子さんの歯を守ることにも繋がるのです。
おすすめの商品
商品として最も有名なのはガムです。味はライムミントやピーチ、グレープなどの様々な味があり、大容量のボックスタイプもあります。そのため歯の健康を維持するために、家族みんなで食べられる商品です。この他にも、タブレットタイプの商品も販売しています。これなら、ガムを飲み込んでしまう事が心配なお母さんも安心してあげることが可能です。虫歯になりにくいチョコレートも販売されています。味は通常のチョコレートと変わらず、美味しく食べられます。それに加え、ボール型のチョコレートやグミもあるのです。これなら安心して食べることができますので、いろいろ調べてみてくださいね。
