口内炎になってしまったら

炎症が起こっている状態

いつの間にか口の中にできていて、舌が当たって違和感を感じたり、痛みが走るのが口内炎です。その種類はウィルスが悪さをしているものから、傷が原因となるものなど複数に分けられますが、共通しているのは口の中で炎症が起こっているという点です。
そして傷口に菌が入り込んで長引く怖れがあるため、口の中を清潔に保っておくことが大切です。また乾燥していると痛みが激しくなったり菌の活動が活発になるため、適度に潤った状態を保つのもよいです。身体全体の調子が悪いと炎症も治りにくくなってしまうため、食事のバランスやストレス対策などもいつも以上に気をつけるようにしましょう。

高度な治療を行なう

口内炎は極端なことを言ってしまうと、放っておいても自然治癒力で大抵の場合治ります。菌が原因の口内炎だと、殺菌効果のあるハチミツや、クエン酸を多く含む梅干しを積極的に食べるなどの民間療法があります。また専用の薬も市販されているので、家庭でも質の高い治療ができます。
ただそれでも、医療機関で受けられる治療の方がもちろん効果的です。異なる原因それぞれに合わせた適切な方法を選択でき、用いる薬も本格的だからです。中にはレーザーを使用して炎症部分を焼き切る施術もあります。そのためより早く違和感や痛みから解放されたい場合は診察を受けるとよいでしょう。

いつまでも治らない場合は

口内炎には色々な種類があり、痛みは共通しがちですが見た目は様々です。そして同じ見た目をしていながら、より重大な病気である可能性もありえます。中には全身に影響を及ぼしたり、最悪な場合は命に関わるような大きなものもあります。
特に通常と変わらない口内炎であれば、治療法次第で時期は多少変わりますが、どれほど長くても大体2週間程度で治まります。もしそれ以上の期間ずっと色が変だったり、痛みが治まらない場合は専門家に診てもらった方がよいでしょう。一般の人では判断が難しいため、放っておいても治るだろうという楽観的な考え方はかえって危険になります。