砂糖を使わないおやつ

砂糖の取りすぎを防ぐには

おやつといえば甘い物というのが一般的な認識です。そして甘いといえば砂糖がたっぷり使われているものです。砂糖はエネルギーに変わりやすいなどのメリットはあるものの、肥満の原因や虫歯になりやすいなどのデメリットも多いのが本当のところです。そこでおやつに砂糖を使わない物を食べるというのはどうでしょうか。砂糖の取り過ぎを防ぐ極めて有功な方法の1つです。とはいえ、味が不味いのではあれば、食べない方がマシということになりかねません。砂糖を使わないおいしいおやつにはどんな物があるでしょうか。素材そのものに焦点をあてて、おいしい食べ方を考えてみましょう。

フルーツの甘さを利用する

甘さを本来たっぷりと蓄えている素材として、真っ先に思い浮かぶのがフルーツです。どんなフルーツでも甘味を持っている物がほとんどですから、そのまま食べるのが1番簡単な食べ方です。またどんな風にアレンジしても食べやすいのがフルーツの特徴です。特にバナナやメロンなど甘味の強いフルーツがおすすめです。ヨーグルトに合わせてみたり、熟したフルーツでプリンやゼリーを作ることも出来ます。バナナの甘味をたっぷりと利用したバナナケーキなどもおすすめです。ドライフルーツは砂糖不使用のものも多く、栄養価も高いのがメリットになります。柿の季節には干し柿なんかもおいしいものです。

江戸時代のおやつを参考にする

江戸時代は、砂糖は貴重品でしたから、今ほど一般庶民が手軽に料理やお菓子に使えるものではありませんでした。和菓子なんていうのは特別なものです。ですから日常的にちょっとした腹ごなしに食べていた、いわゆるおやつも贅沢なものではなく素材を活かしたものが多かったようです。その辺りを参考にしてみるというのも方法です。干し柿などのフルーツ類を利用したものもそうですが、甘味のある素材といえば芋類ですね。焼き芋にしたり焼きもちにしたり、いろいろなアレンジがしやすい食材です。米から作られるお菓子類も腹持ちするので重宝します。お煎餅やあられなど、お餅は大根おろしをかけて食べるとあっさりとしておいしいものです。