痛くない歯科治療は今の時代におきまして、かなりスタンダードな流れになってきています。
歯医者さんは痛いものというのが、昭和から平成初期までの考え方でした。
痛いと言おうものならば、昔の歯医者さんは強気で叱りつけられたものです。
しかし現代は痛いものは痛いのですから、それを歯科医や歯科衛生士が叱りつけることはないですし、痛みへの対処を医療機関の方で行っています。
現代の歯科医院での方針は、基本的に痛くない歯科治療です。
逆にこれだけ医療技術も進歩した時代でありながら、痛くない歯科治療ができない歯科医院は、時代に取り残されてしまいます。
それくらい今の歯医者は、基本的には痛くない歯科治療をするのが一般的にもなって来ています。
歯科医院によっても痛くない歯科治療をするのは、やり方に種類はありますし、方針も異なります。
特に審美歯科などの美容系の歯科医院では、無痛治療を徹底させている歯科医院がほとんどです。
審美歯科は歯を美しくするために、天然歯からオールセラミックにしたり、インプラント治療を行うなど、歯科治療としてもかなり痛みをともなる治療が多くなります。
患者が分からしたら痛みへの不安が大きいですし、その歯科治療への不安もあるために、出来る限りで痛みを感じない歯科治療とする必要があります。
無痛治療には種類があり、まずは歯肉への注射をして感覚を麻痺させますが、注射が痛いというデメリットがあります。
そこで麻酔の注射を歯に打つ前には、歯肉へ表面麻酔を塗り時間を置いて、歯の表面の感覚を鈍らせてから、麻酔液の注射を打ちます。麻酔注射に使う針は極細のタイプであり、歯茎に指すときにも痛みは最小限です。
無痛治療を目指すとすると、静脈内鎮静法での点滴による麻酔での対処もあります。
意識がぼやけているので、痛みをほとんど感じないうちに歯科治療が終わります。
ほかにもすぐに麻酔効果が出てくる、鼻からの笑気麻酔をする方法もあります。
当院での無痛治療への取り組み
当院では無痛治療への取り組みに力を入れております。痛みが伴うことの多い麻酔は、注射を刺すときに、痛みを感じるものでしたが当院では麻酔をする前に表面麻酔のゲルを歯肉に塗ることで、痛みを和らげます。
