歯間ブラシですきっ歯にはなりません

正しくは遺伝や生活習慣が影響

よく誤った情報として、歯間ブラシを使うと歯がすきっ歯になる、と勘違いをしている方が多いといいますが、正しくは遺伝によるものや日頃の生活習慣等が影響しているといわれています。

遺伝というのは、もともとの骨格の形に対して、生えてきた歯が小さい為に隙間が出来てしまう事や、なんらかの原因により本来あるべき歯が生えてこない等があげられます。

生活習慣というのは、子供の頃の指しゃぶりもその1つであると言われるように、知らず知らずのうちに歯を押してしまっている悪い習慣によるもので、頬杖をついたり、毎日同じ側でばかり食べ物を噛んでしまったり、舌で歯を押す癖がある等があげられます。

もちろん歯間ブラシを使用する場合に、極端に歯に合わない大きなサイズを用いて無理に使用すれば、隙間が広がる事は十分に考えられますが、自分に合ったサイズの物を正しく使用する分には、これが原因ですきっ歯が起こるとは考えられません。

歯間ブラシで歯を健康に

歯間ブラシというのは非常に重要な役割を果たしており、歯と歯の隙間にたまった汚れをかき出し、虫歯の原因となるプラークをしっかり落とす事が出来ます。

丁寧に歯を磨いたつもりでも、通常の歯ブラシだけではなかなか汚れを落とし切れておらず、歯間に残るプラークは半分程度といわれています。

この状態でいると、虫歯を作りやすいだけでなく、歯周病の原因にもなってしまいます。

ですから歯ブラシでは落としきれない歯間には、是非歯間ブラシを用いるとよいでしょう。

デンタルフロスもおすすめ

但し、中には歯の隙間がほとんどなく、無理に歯間ブラシを使うと出血や歯茎に痛みが発生してしまう事があります。

その場合には歯間ブラシではなく、デンタルフロスをおすすめいたします。

細い糸状の物ですから、更に隙間の細い部分にも入りやすく、適切に汚れをかき出す事が出来るでしょう。

フロスでは使いにくいという方は、糸ようじを利用してもいいでしょう。

いずれにしても、歯間ブラシですきっ歯を作るような事はありませんので、正しく使用し歯や歯茎の健康を保つように気をつけましょう。

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